中国清華大学留学 授業,学生編
こんにちは!
4月最初の記事は、清華大学経済管理学院の授業と
中国人や外国人の学生についてです!!
番外編には語学留学の授業についても雰囲気ベースで
書きますので参考までに☆
1 清華大学経済学部の授業
東大との比較で、特徴的な点は
①英語の授業が多い
②授業の回数多く、時間が長い、朝早い
③教科書は安い(中国全土に言えることですが)
④先生はフレンドリー(東大にもフレンドリーな方いらっしゃいますが)
くらいですかね。
①についてですが、特に経済学部は英語の授業が豊富で、
外国人留学生も多かったです。(1学期に30名くらいかな)
先生はほとんど中国人なのですが、大半がアメリカでドクターを
取得されている方なので英語は流暢です。
さらにアメリカの文化や生活スタイルも良く知っているため、
時に中国人の学生は〜〜が良くないとか批判してます。
もちろん教科書も英語です。構内にたくさん売ってます。
学生の英語レベルで言うと、人それぞれなのですが、
概して経済学部や新聞学部はレベルが高く、工学部系は
普通という感じでしたよ。
②についてですが、1回の授業が90分のものと、135分のもの
があり、45分ごとにかわいらしいチャイムが鳴って5分休憩になります。
回数は確か16回くらいありました。
故に後半の8週間のみ授業がある!という授業もあります。
朝は8時から授業開始!で最も遅い授業は7時20分から9時50分
でした。学生ほとんど全員寮に住んでいるので、このような荒業が
できるのかと。
③についてですが、やはりそこは中国!誰かの教科書をコピー
(それもまるまる1冊)するのは当たりまえ!
コピー屋さんが大学構内に20か所ほどあり、そこに持っていくと、
手作業で見開き1ページずつコピーしてくれ、最後はまとめて1冊
の本にしてくれます。200ページ位の本で300円くらいかかります。
本物の教科書を買っている人の方が珍しいです笑
先生もほとんどこの事実は公認してました笑
④についてですが、先生方はみなさん生徒に教えたがりな感じで、
高校の塾の先生みたいは雰囲気でした。
中国人同士の人付き合いは、日本人よりはフランクな感じというのが、
大きな原因でしょう。
さらに、外国人留学生に対しては、正直成績は厳しくみないので、
とても優しく対応してくれている感じはありました。
2 中国人の学生
一言でいえばとても勤勉。
勉強量が多いですね。
日本人の目線からしたら、苦学生という感じです。
というのも、
大学の中の寮の部屋に4人で一緒に住んでいて、トイレとシャワーは
ワンフロアで共同。
クーラーやテレビは部屋にはなし。
12時で完全に電気が使えなくなる。
しかしながら、彼らからしたらこのような生活は中学時代
からしていたようなので、もはや当たり前なかんじでしょう。
そんな彼らは朝7時くらいに起き、食堂へ行きご飯を食べ、
自転車で3分くらいの教室に行って自習(みんなパソコン持っていく。)
授業が始まったら授業。暇な時間は自習。
10時くらいまで自習。
寝る。
受験生かっ!という突っ込みがきそうなくらい勉強してました。
では、なんにも気分転換してないの?というとそうでもなく、
スポーツ(大学構内にたくさんのバスケットコート、運動場、体育館、ボーリング場、卓球台あり)
恋愛(女子寮には入れないので、夜の暗闇を利用し運動場あたりでちゅっちゅしてる)
飲み会はほとんどしない(夜いっぱい行こうぜ!みたいなのは皆無)
食事(大学の外に少し高いご飯をわざわざ食べに行く習慣はない。試験が終わった時くらい)
ネット(大学1年生は使用禁止笑 みんな動画やチャットを良くやってます。)
サークル活動(日本の大学みたく組織だって、頻繁にやる感じはない。そもそもほとんどない。)
という感じでストレス発散してました。
彼らの勉強について特筆したいのは、
多くの学生が海外の大学院を目指していること。
学部生のほとんどがGREを勉強していました。
スピーキングができない学生でさえGREはかなり高得点を取ります。
GREを高得点取った後にTOEFLを受けるそうです。(日本人と順番逆)
MITやらハーバードやらコロンビアやらスタンフォードやらなんやらかんやらに、
多くの優秀な学生がマスターを取りに行き、残ったあまり出来ない学生はしぶしぶ
清華大学の大学院に進むという感じです。
故に清華大学では、学部生、院生、ドクターの順に賢いらしいです。
特に経済学部の学生は英語のできでいうと大学で1,2位を争うレベルだそうです。
友人はGREの言語の方で800点くらい取ってました笑
TOEFLのライティングは満点で、トータル117点取ってました爆
なぜこんなにも英語学習が進んでいるかというと、
①英語専門高校みたいなのが多く、そこの卒業生は本当に英語流暢、びびるまじで
②新東方やらなんやらの、大きな英語塾が多く、GREやトーフル対策の教科書、講座が多い
という感じですかね。
僕は1学期目に、英語ビジネスプレゼンテーションの授業をとって、
外人15人中国人15人の環境で、学びました。
中国人の英語力を目の当たりにし、逃げ出したくなりました。
なんでこの授業おれとっちたんだろうとむなしくなりました笑
自分の半生をだいぶ反省しました。
なんか長くなってきたので、とりあえずここまでにします今日は!
ではでは